SNSを始めた頃、
「私はこれを伝えたい!」
「私はこれを言いたい!」
という気持ちでいっぱいでした。
でも、全然届いている実感がない。
情報は飽和していて、目を引く投稿で溢れていました。
「届くための工夫が必要なんだ」
自分自分と言っていても、受け取ってくれる人がいて初めて成立する。
「どうしたら受け取ってもらえるんだろう?」
「みんな、どんなものを必要としてるんだろう?」
そう意識した時から、人の目を引くためのHowTo情報(ノウハウ)が沢山流れてくるようになりました。
煽るような文体に意識を引っ張られながら、それらを「読んで実践、読んで実践」。
みなさん本当に発信が上手いなぁ、と感じていました。
◇
私もお役立ち情報は大好きです。
自分がエネルギーについて発信するなら、実際に使える、役に立つ情報を伝えようと心がけています。
それは私たちが今、知識をインプットする段階を終えて、「得た知識を現実に活かす段階」にきているから。
だからこそ、私は「どう活かすか」という実践にこだわっています。
ある方に、発信についてアドバイスをもらったことがあります。
「人々は断定されるのを嫌うから、情報はふわっと、余白や奥行きを持たせるといいよ」と。
実際にこのアドバイスは、私の視野をグンと広げてくれました。
けれど……
私たち一人ひとりの「現実を生きること」というテーマに関して言うと、宇宙の流れとしては、もう待った無しだと感じています。
SNSを見れば、「頑張らなくていい、今は休むとき」という言葉が今日も流れていて、数百件の「いいね」がついていました。
頑張らないといけない訳ではないけれど、本当は今は休む時でもない。
今は、とにかく一歩踏み出してみるとき。動いてみるとき。変えてみるとき。
怠けていると言いたい訳ではなく、きっとみんな頑張り屋。
ただ、力を注ぐ方向と方法を見失ってるだけなんだと思います。
それが本音だから、安心させるだけのことばを伝えるのは、きっと私の役割ではない。
だから、ここに関しては、私はことばをふわっとさせることなく、言い切って、実践できる情報を出したいと思っています。
今、宇宙が求めているのは「自立」です(エネルギーを読んでいる情報なので、「どこの情報?」と言われても難しいのですが…)。
行動していたとしても、そこに依存があれば、自分に立ち返る必要があります。
自分に意識を向けて、より自分に一致する方向へ進んでいくか、現状に留まるか。
人それぞれ事情はあると思いますが、宇宙は見ています。
そして忘れてはいけないことは、誰にでも自分の足で立つ道はあるということです。
小さなことからで大丈夫。
ポイントは、頭で考えるのではなく、自分の身体(胸やお腹あたり)に意識を向けて自分の本体に聞いてみること。
以前から気になっていたものを調べてみる(新しいものに意識を向けて手を動かしてみる)、とか。
「もう必要ないな…」というものを処分する(フィーリングが合わないものを手放す)、とか。
少しずつ、エネルギーを動かすところから始めてみるのがいいと思います。
コラムのつもりだったのに、書いているうちに話がそれました…。
◇
SNSに話を戻して、
数ヶ月前に配信された「SNSがこんな設定になってる人は、まず読んでもらえません」という投稿。
「おー、そうなのか」と自分の設定を見てみると、もうそのボタンはなかったりする。
あー、仕様が変わったんだ。ほんの少し前の情報なのに、時代の変化が速いなぁ……。
そんなある日、はたと気づいてしまったんです。
私にはこのSNSの構造が、すべて「コントロール」に見えてしまいました。
「誰だ?Metaさんか?」
誰かが作ったアルゴリズムに、ギューギューと自分たちを合わせてはめ込んでいく感覚。
「自分らしさ」を再確認して自分らしく生きることを求めてみんな試行錯誤しているのに、やっていることは自分らしさと真逆を行くような感覚。
◇
ある日、SNSで「潜在意識系の人に怒られるかもしれないから言えなかったけど…」という書き出しの投稿を目にしました。
潜在意識の発信をしている私。
「おー、私『潜在意識系』ってカテゴライズされた…」と、少しモヤモヤする。
投稿最初の一文の「フック」というやつか?なるほど、ちゃんと人の目を引いている。腕利きですな。
ただその一言は、本当にその人らしいことばなのか?意図的なのか?
日々アグレッシブに発信活動をする人が、どれほどの熱量を注いでいるのかも、今ではなんとなく分かるようになりました。
でも、煽るような投稿にモヤモヤしてしまうのは、その投稿に「コントロールのエネルギー」が乗っているからなんだと思います。
エネルギーの法則として、エネルギーの流れの矢印は必ず一方の方向を向きます。
「誰かをコントロールしようとする人」は、自らも「何かにコントロールされている」。
やっぱりそれは、アルゴリズムという目に見えないルールなのかもしれません。
◇
こういう声は、もしかしたら「負け犬の遠吠え」と言われてしまうのかな…(笑)。
実際、SNSの中で活躍する人たちは、私からすると「戦国武将」や「猛者」にしか見えません。
決められたルールの中で賢く戦略を練り、高いパフォーマンスを発揮して結果を出す。それ、才能でしかないです。そして器用。
ただ、やっぱり私には「響き合う人とつながる」というのが、一番自分らしいのだと思います。
自分らしくないことをすると、疲れてしまいますから。
今回私が忘れていたこと。
それは、「頭と心のリンクは常につないでおく」ということです。
「なんか違うなぁ」「モヤモヤ」「これ、好き!」
こういった感情は全て胸からお腹にかけての『身体』で感じることです。
だから、「自分らしくいる」=身体の感覚に意識を向けている、ということでもあります。
一方で、戦略的なことは『頭』で考えます。
ただし、頭だけで考えて物事を進めていくと、身体の感覚は置き去りにされて、気が付いたときには「これでいいはずなのに、なんだか苦しい」となることがあります。
「頭と心のリンクは常につないでおく」というのがポイントです。
日々、内観やエネルギーの浄化に向き合いつつも、社会の中で生きていくということは、ハードルや壁だらけです。
それら全ては学びなのですが。
そして、そんな社会の中で生きることこそが私たちの「リアル」であるからこそ……
やっぱり私は、壁にぶち当たりながらも前に進もうと諦めずに生きる同士(でも、ちょっと疲れちゃった人)が、少しでも楽になるサポートをしたい、と改めて思いました。
ほんとうに、日々学びだらけですね。
SNSとは、ほどよい距離で付き合っていきます。