会社や緊張する場所へ向かうとき。
目的地に近づくにつれて、呼吸が浅くなることはありませんか?
そして、いざ建物やフロアのドアを開ける直前。
喉の奥がキュッと絞られるように詰まったり、小さな球が挟まっているような違和感を覚える——。
喉の詰まりの原因はいくつか考えられますが、今日はその原因の一つである「完璧主義」について書いていきます。
喉の詰まりと完璧主義
日頃、心のどこかにこんな意識はありませんか?
「怒らせないように、正しく振る舞わなきゃ」
「波風を立てないように、私が大人にならなきゃ」
「理不尽だけど、反論せずに黙って耐えなきゃ」
そうやって周りの空気や期待を瞬時に察知して、自分を抑えてまで「正しい対応」をしようと気を張っていませんか?
この理由からくる喉の詰まりは、おそらく病院に行って検査をしてもらっても「特に異常はありません、ストレスですね」と言われるでしょう。
でもこの状態というのは、身体が24時間緊張状態で悲鳴を上げている状態とも言えます。
身体は嘘をつけない

シロさん
理不尽なことを言われても、同じ土俵に乗らないように頭では『気にしない』って思おうとしてるの。
でも、現場に近づくとどうしてもお腹がシクシクして、喉がキュッと詰まって痛くなっちゃうのはなんでだろう…?

クロさん
それはね、シロさんの『頭(思考)』は大人な対応をして自分を守ろうとしているけれど、『身体(神経や筋肉)』は『今、危険な場所にいる!』と全力で警戒アラームを鳴らし続けているからなんだよ。

シロさん
頭では納得させているつもりなのに、身体は誤魔化せないってこと…?

クロさん
そうなんだ。
正論や正しい知識で感情を飲み込もうとすると、飲み込まれた未消化の緊張は消えるわけじゃなくて、喉や首の筋肉をギューッと物理的に締め付ける『塊』として残ってしまうんだよ。
なぜ「正しい知識」で納得させても、喉の力みは消えないのか?
真面目で責任感が強く、心の仕組みや生き方の知識をよく学んでいる人ほど、ハマってしまう「思考のトラップ」があります。
- 「感情的にならず、冷静に対応しよう」
- 「人にはそれぞれの事情があるから、理解してあげなきゃ」
そうやって頭で「正しい理解」をして、自分の感情をコントロールしようとしますよね。
もちろん、それは人間関係を円滑にし、自分を守るための知的で賢い防衛策です。
でも、頭では「大丈夫」「これでいい」と納得させていても、心と身体(潜在意識)が感じた『理不尽さへの恐怖』や『悔しさ』『悲しみ』は、行き場を失ってそのまま身体の中に溜め込まれていきます。
「生きづらいのが当たり前」「肩や喉に力が入っているのが当たり前」と麻痺して過ごしてしまっていたら、身体の記憶は消えません。
何年も経ったあとに、ふとした瞬間に当時の場面を思い出し、突然の不調や激しい咳き込みとして表面化することもあります。
それは身体が「あの時の緊張、まだ残ってるよ!」と正直に教えてくれているからなんです。
本音に気づいてあげることで、呼吸が戻ってくる
「正しくいなきゃ」と身構えているとき、あなたの身体は無駄に力が入っている状態のはず。
身体が欲しているのは、「もっと上手な対処法」でも「ポジティブな思考」でもありません。
ただ「本当は怖かったよね」「理不尽で悔しかったよね」と、喉の奥に溜め込んだ本音と身体の緊張をそのまま認めて、ゆるむことです。
💡 本音と緊張を認めてあげるためのステップ
- 今、喉や胸がギュッと締め付けられている感覚に意識を向けます。
- その日に起こった出来事を思い出し、その時に本当は自分がどう感じたか、本音を思いっきり吐き出しましょう。ここでいい人になる必要はありません。
- 本音に気づいてあげるだけでは不十分と感じるほどの感情を抱えている場合は、大きな声を出すのがおすすめです。
「あー!」でも大丈夫。未消化の感情は声にして出すこと解消できます。
(声出しは環境に配慮して行ってくださいね!)
思考をお休みさせて、身体と繋がりなおす
心・身体・魂は繋がっています。
身体は本当に正直です。
あなたの頭の中でぐるぐる巡っている思考は、実はあなたの本音(本当のあなた)ではありません。
あなたにとっての本当の答えは、頭(思考)から出すものではなく、実は身体の感覚に聞くと一番よく分かります。
だからこそ、日々、身体と繋がる習慣を持ちましょう!
【身体と繋がる今日のワーク:呼吸】
今日のワークは「呼吸」です。
無理に深呼吸しようとしたり、整えようとしなくて大丈夫ですよ。
今、息を吸ったときに「鼻の奥を通る少しひんやりした空気の感覚」や、「吐いたときの温かさ」に、意識を向けてみてください。
ただその「空気が出入りする体感」だけに、5秒間ピタッと意識を合わせてみます。
・・・・・・
【チェックしてみよう】
呼吸の体感に意識を向けている間、さっきまで頭の中でぐるぐる巡っていた「思考」は、ピタッと止まっていましたか?
身体の感覚に意識が向いている時、思考は構造上、動くことができません。
思考が止まっていたなら、それが今、あなたがちゃんと身体(自分自身)と繋がれた証拠です。
こうして少しずつ身体と繋がることができたら、「自分」「自分の感情」「自分らしさ」が自然とわかるようになってきます。
その代わり、自分に合わないものに対しては、身体が「違う!」とはっきり言い出すようになるかもしれません。
けれど、その時の「自分の身体と繋がっているあなた」なら、「じゃあ、どうする?」となった時、必ず自分らしい選択ができるはずです。
あなたの身体は、あなたを守ろうとしていただけ
病院で「異常なし」と言われた喉の詰まりは、あなたが弱いからでも、考えすぎだからでもありません。
周りに気を配り、「正しくあろう」と必死にあなたを守り続けてきた身体からのSOSです。
これからは他人の期待に応えるための「正しさ」ではなく、あなたの身体が教えてくれる声を、少しずつ信頼してあげませんか?
🌿 あなたの「心と身体の現在地」を確かめてみませんか?
「頭では分かっているけれど、どうしても肩や喉の力が抜けない…」
「長年の我慢癖で、自分の身体がどんなSOSを出しているのか分からない…」
思考だけで無理にブレーキを解こうとする必要はありません。
なぜなら、あなたの喉や身体がどこで力んでいるのか、その具体的な「答え」は、頭ではなくあなた自身の身体しか知らないからです。
公式LINEでは、あなたの身体が出しているサインから潜在意識の緊張やブレーキをロジカルに読み解く『身体と潜在意識の根本原因チェックシート(無料PDF)』をお渡ししています。
自分を責めるのを一度やめて、ご自身の心と身体の現在地を知る時間として、ぜひ受け取ってみてくださいね。
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